そば粉のお料理レシピ
そば粉を使ったレシピ集。そば粉やそばの実を使って美味しく健康的に、いろんなお料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
そば粉のシフォンケーキ
CHIFFON CAKE
蕎麦の香ばしい風味が広がる和風のシフォンケーキ
蕎麦の香ばしい風味が口の中に広がる素朴な感じの「和風シフォンケーキ」です。お好みで生クリームやチョコソース、アズキなどでトッピングしてお召し上がりください。
材料
そば粉 | 100g 『石臼挽き特選そば粉(挽きぐるみ)』 |
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卵黄 | 卵4個分(卵はよく冷やしておく) |
卵白 | 卵4個分(卵はよく冷やしておく) |
砂糖 | 85g(白砂糖もしくはグラニュー糖などお好みで) |
サラダ油 | 15g |
水 | 50cc(水のかわりに牛乳を入れるとまろやかになります) |
作り方
- そば粉はフルイでふるっておく。卵をそれぞれ卵黄と卵白に分ける。オーブンを170℃に温めて余熱をつける。
- ボール1に、砂糖全体量の1/3(30g程度),卵黄4個分をいれて、白っぽくなるまで混ぜ合せる。
- ボール1に、フルイにかけたそば粉、サラダ油、水(もしくは牛乳)を加えて、さらにかき混ぜる。
- ボール2に、卵白4個分、残りの砂糖(2〜3回に分けて)、ツノがたつまで(ボールをさかさまにしても落ちない程度まで)しっかりと混ぜる。
- ボール1の材料に、ボール2の材料の1/3の量を入れ、しっかりと混ぜる。
- ボール2の残りの2/3をボール1に2回に分けながら入れ、ゴムベラでさっくりときるように混ぜる。
- 混ぜ合せた材料を、シフォンケーキ型に入れる。高い位置から流し入れ空気を抜き、余熱あり170℃のオーブンで40分焼く。
- 焼き上がりは、ビンなどにさして、さかさまにして冷やす。冷めたらパレットナイフ等で型から外す。
- そのまま食べても美味しいですが、お好みで生クリーム、チョコソース、アズキなどでトッピングしてお召し上がりください。
そば粉を使っているため、パサついた食感なのかと思いましたが、意外にもしっとりとしていて、口の中で蕎麦の香ばしい香りが広がり、生クリームやフルーツなどをトッピングして食べると美味しくいただけました。甘味を抑えてつくると朝ごはんの主食にもいいかも・・・
そば粉のクッキー
COOKIE
昔食べた蕎麦ぼうろのような食感
そば粉100%。蕎麦の香ばしい香りがたまりません。アクセントにトッピングしたそばの実がワンポイント。サクサクした食感で、素朴ですけど噛むほどにそば粉の美味しさが広がります。
材料
そば粉 | 150g 『石臼挽き特選そば粉(挽きぐるみ)』 |
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砂糖 | 75g |
バター | 75g |
ベーキングパウダー | 5g |
卵 | 1個分 |
蕎麦の実 | 適量 |
作り方
- ボールに無塩バター(常温)を柔かくして、砂糖を入れよく混ぜる。
- ①に溶いた卵を2~3回に分けていれ、その都度よくかき混ぜる。
- ②にそば粉、ベーキングパウダー、そばの実を入れ、ゴムベラでよくかき混ぜる。
- クッキー生地がまとまったら、サランラップに包んで30分くらい冷凍庫の中で冷やす。
- クッキー生地を冷凍庫から出したら、お好みの幅(5mm程度)に包丁で切る。(麺棒で延ばしてから、お好きな型で抜いてもOK)
- 予熱しておいたオーブンで、165℃、25分焼いて完成。
サクサクとした食感で、昔食べた「蕎麦ぼうろ」を思い出しました。ソバ茶と一緒にいただきますと、なお一層美味しさが増します。3時のティータイムなどにいかがでしょうか?
そば粉のガレット
GALETTE
専門店並みのガレットをご家庭で
フランスの伝統的なガレットは、そば粉と水と塩だけで作るのだそうですが、今回は卵、牛乳も加えて作りました。卵、牛乳を入れると生地の焼け色が綺麗にでて、食感も良くなります。卵やチーズやハムなどトッピングを加えることで、栄養バランスもバッチリ!簡単に作れるのにちょっとお洒落で、週末のブランチやお友達とのランチにおすすめです。
材料
そば粉 | 40g 『石臼挽き特選そば粉(田舎挽き)』 |
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塩 | ひとつまみ |
牛乳 | 50cc |
水 | 50cc |
卵 | 1個分 |
トッピング | 卵・ハム・ベーコン・チーズ(お好みの具材をトッピングしてください) |
作り方
- ボール1に牛乳と水と卵を入れ、良くかき混ぜる。
- ボール2にそば粉と塩を入れ、①でできたものを、ボール2に少しずつ入れながら混ぜる。(ダマが無くなるまで)。
- ②でできた生地を冷蔵庫の中で30分から1時間寝かせる。
- ガレット生地を温めたテフロン加工のフライパンに油(バター)をひき、フライパンのふちまで生地を薄くのばす。
- ガレット生地がパリパリとしてきたら、生地の真ん中に卵をのせて、お好みでハムやチーズを周りに添える。
- フライ返しでガレット生地の四隅を折り返したら完成。
最近ではガレット専門店ができるなど大人気のそば粉のガレット。フランス・ブルターニュ地方の郷土料理。外側はパリッと、かめばモチモチとした食感です。のんびりした休日の朝食や昼食にいただくと、ちょっとお洒落な雰囲気が味わえます。我が家でも、蕎麦打ちで残ったそば粉を使ってよくいただきます。
そば粉の羊羹(ようかん)
YOKAN
和風のスイーツレシピ。素朴な味わい
あっという間にできる簡単そば粉を使った和菓子レシピです。甘さを控えめにすると蕎麦の風味がより感じられます。素朴な蕎麦の風味と甘味がたまりません。よく冷やしてお召し上がりください。
材料
そば粉 | 70g 『石臼挽き特選そば粉(挽きぐるみ)』 |
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アズキ(缶詰) | 100g |
水 | 400cc |
寒天パウダー | 10g |
砂糖 | 50g~70g(黒砂糖などお好みで) |
塩 | 少々 |
作り方
- そば粉、砂糖、寒天パウダーをお鍋に入れて泡だて器でよくかき混ぜます。
- ①に水を加えて、さらによくかき混ぜます。
- ②にアズキと塩を加えます。
- 火加減は中火で、木べらで混ぜながら沸騰したら弱火にして2~3分ほど煮ます。
- 材料に粘りがでてきたら火を止めます。
- 材料を型に流し入れて冷蔵庫で冷やし、固まったら出来上がり。
福井には冬がやってくると食べたくなるお菓子があります。 それが「水羊かん」です。他県の人にはなかなか馴染みがないが、実は 福井県では水ようかんを冬に食べる習慣が根付いています。一説には「お隣の京都へ丁稚奉公に行っていた小僧さんが、暮正月の帰郷の際、お土産として水ようかんを持ち帰って食べていたのがはじまりで、それが風習として残ったのではないか?」という説があります。そんな羊羹をそば粉を使って作ってみました。生クリームや残った小豆をトッピングしていただきましたが、3時の休憩時にソバ茶と一緒に食べると、とても美味しくいただけました。
そば粉のプリン
PUDDING
ほのかな蕎麦の香りと独特の食感。
そば粉を使ったプリン。
お蕎麦屋さんでもたまに見かけるそば粉を使ったそばプリン。トロッとした食感で口当たりもなめらか、すっきりとした味わいとほのかな蕎麦の香り。よく冷やしてお召し上がりください。お好みでカラメルソースをかけたり、トッピングで炒ったソバの実などをアクセントにするとお洒落な和風スイーツの出来上がり。
材料
そば粉 | 30g 『石臼挽き特選そば粉(挽きぐるみ)』 |
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砂糖 | 80g |
卵 | 4個分 |
牛乳 | 500cc |
生クリーム | 100ml |
ゼラチン | 10g |
水 | 80cc |
炒ったそばの実 | 少々(お好みでトッピング) |
作り方
- 水にゼラチンを入れてふやかします。
- ボウルにそば粉と砂糖を入れ、かき混ぜます。
- ②にさらに溶き卵を入れ、よくかき混ぜます。
- 小鍋に牛乳と生クリームを入れ、弱火で加熱し、沸騰直前で火を止めます。
- ④に③の材料を入れ、とろみがつくまで弱火でかき混ぜます。
- ⑤にとろみがついたら、火からおろして、①のゼラチンを入れよくかき混ぜます。
- カップに出来上がった材料を入れて、冷蔵庫で冷やせば出来上がり。
最近では、よくお蕎麦屋さんなどでお品書きを見るとデザート欄に載っている「蕎麦プリン」。今回はそば粉を使いましたが、蕎麦湯やソバ茶を使ったレシピもあります。蕎麦プリンをおやつに出したら子供たちも美味しそうに食べていました。
蕎麦豆腐(そば豆腐)
TOFU
お酒のおつまみに、そば粉を使った蕎麦豆腐
風情あるお蕎麦屋さんで小粋に「蕎麦屋呑み」憧れますね。江戸時代はお蕎麦屋さんが今の時代でいう居酒屋のようなものであったといいます。蕎麦屋ならではのおつまみといえば各種ありますが、お酒のおつまみに蕎麦粉を使った蕎麦豆腐で一杯。もちっとした食感で美味しくいただけます。
材料
そば粉 | 50g 石臼挽き特選そば粉(田舎挽き) |
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くず粉 | 30g |
片栗粉 | 20g |
ワサビ,刻みネギ,天かす,刻みのり | 少々(お好みでトッピング) |
そばつゆ | 少々(市販のものでもOK) |
作り方
- 鍋に蕎麦粉とくず粉と片栗粉を入れ、良くかき混ぜます。
- 粉同士がよく混ざったら①に少しずつ水を加え、なめらかになるまでゴムベラや木べらでかき混ぜます。(更に裏ごしすると出来上がりの食感がよくなります。)
- ②の鍋を弱火にかけて木べらでかき混ぜます。底が焦げないように絶えずかき混ぜ、練りながら加熱を続けます。1分程度で固まり始めます。
- 粘り気がでてなめらかになり、まとまるようになったら火を消します。
- タッパーや器に入れ、租熱がとれたら冷蔵庫で冷やします。(約2時間程度)
- 固まったら包丁で切って出来上がり。お好みのトッピングをして完成です。
もちっと食感で口に広がる蕎麦の風味。蕎麦切りとは違った美味しさと食感が楽しめました。チビリチビリと食べながらお酒をいただきました。出汁は薄めのほうが、蕎麦の風味が良く感じられるのでいいかもしれません。蕎麦豆腐の上にウニやイクラなどのせればそれだけで豪華な一品になります。
蕎麦味噌(そば味噌)
SOBA MISO
お酒が進む蕎麦料理レシピ「蕎麦味噌」
お蕎麦を食べる前に、お酒とお蕎麦さんならではの肴を楽しむ「蕎麦前」でよく聞く「蕎麦味噌」。 自宅でもチビリチビリと蕎麦味噌をつまみながら美味しいお酒を楽しめます。口に入れると、味噌の旨みが最初にやってきて、中に炒ったソバの実がアクセントとなり、七味の辛さがピリッとくる。ついついお酒の量が増えてしまうアブナイ一品です。地元のこだわりのお味噌などを使えば、その土地独特の味わい深い蕎麦味噌が作れます。
材料 | 約15パック作る場合 | 左記約1/3で作る場合 | 備考 |
味噌(生味噌) | 900g | 300g | 福井県産の味噌を使用(良いお味噌をおススメします) |
そばの実(抜き実) | 200g | 70g | 量はお好みに応じて調整してください |
酒 | 250cc | 90cc | 福井県産の酒を使用 |
砂糖 | 350g | 120g | |
味醂(みりん) | 200cc | 70cc | |
七味 | 適量 | 適量 | お好みの量で |
作り方
- 焦げないように火加減を調節しながらフライパンでソバの実を炒ります。
- ソバの実の表面が茶色くなってきたら火を止めます。
- 鍋に酒・味醂を入れ、煮切ります。(沸騰させて、アルコールを飛ばす)
- 煮切った酒に味噌を入れて、ある程度混ぜ合せます。
- 鍋に砂糖を入れ、よくかき混ぜます。
- 味噌が焦げ付かないように底の方から根気よくかき混ぜます。
- 約30分程度かき混ぜていると、段々味噌の色が濃くなり、硬くなってきます。
- 七味をお好みの量入れます。
- 仕上がる少し前にソバの実を入れます。
- ソバの実がまんべんなくなるように味噌と混ぜ合わせます。
- 容器に取り分けて完成です。
写真で見る蕎麦味噌(そばみそ)の作り方
動画で見る出来上がりの蕎麦味噌の固さ具合
蕎麦味噌も出来上がり完成後に冷めてきますと硬くなってきます。熱を加えながらの混ぜ時間は約30分程度で、出来上がりのちょうど良い硬さ具合は下記動画をご参照ください。
自宅で晩酌のおつまみに「蕎麦味噌」をいただきました。〆のお蕎麦も打って持って帰っていたので、自宅で蕎麦屋呑みを体験。いつもは最初はビールですが、寒い季節ですので蕎麦味噌でチビチビとやりながら、熱燗を飲んでいたら、ふと気が付いたらいつもよりもたくさんのお酒が・・・〆のお蕎麦も美味しかったのですが・・・奥さんに怒られるため酒量はほどほどにご注意ください。
そば茶
BUCKWHEAT TEA
こうばしい独特の風味のするそば茶。健康や美容・ダイエットにも嬉しい
粗挽きそば粉
COARSELY GROUND BUCKWHEAT FLOYR