「2014年福井県産ソバの栽培が始まりました」
8月19日今年もいよいよ福井県産蕎麦の栽培がいよいよ開始しました。蕎麦の栽培から玄そばの管理・製粉・販売までを一貫して行うから良質の福井県越前産そば粉をお届けできる!その熱い思いから今年もいよいよ蕎麦栽培がスタートいたします!
「今年も暑さに負けずにソバの栽培頑張ります」
7月中旬より打合せを行っておりました今年のソバの栽培がいよいよ開始いたしました。昨年は天候不順もあり、例年の収穫量から比べても激減となった厳しい年でございました。ソバは気象条件による作柄の変動が大きく、種を播いた時期などに雨が多かったりすると即座に不作に結びついてしまいます。雨が多くてもいけないし、少なくてもいけません。案外簡単なようで難しい作物でございます。
「まずは草刈耕起、整地、播種と続く」
30度を超える真夏の炎天下の中、8月5日からの週にかけて、まずは越前市(旧今立町西樫尾地区)にて耕起、整地、播種と作業を行いました。まずは草刈り・整地からです。蕎麦の栽培にはまず地力が大切です。土がしっかりしていればしっかりとした蕎麦が育ちます。特に重要なのは土地の水はけを良くすること。蕎麦は湿害に弱いためしっかりとトレンチ(水捌け溝)を掘って排水対策をしっかりといたします。
蕎麦の栽培では機械だけではなく人力にての作業もあります。炎天下の中での作業であっという間に体力を消耗してしまいます。
小まめな水分補給と休憩を取りながら頑張っております。場所は福井越前の田舎・・・静かな栽培地、青い空と白い雲・・・ホッと一息休憩を取り、再び作業開始です!
前年度栽培収穫した玄蕎麦(福井県在来種)を種としております。ソバは播種から収穫までの期間が稲や麦などに比べ非常に短く、種蒔き後、4~5日で発芽します。播種作業中に何処からか現れた鳥の群れ・・・カラスやサギが餌を求めてやってきます。上手にトラクターをよけてあちこちウロチョロウロチョロと・・・
人ができるのはここまで。良い天候が続くのを願うだけです。これからはお天道様と越前の豊かな自然の力にお任せです。