「風味豊か もちもち食感 福井県産そば粉でパスタ」
先月より販売開始いたしました弊社の石臼挽き福井県産そば粉を使用した「越前そばパスタ」を福井新聞さんに開発経緯や商品について取材・掲載していただきました。
増田そば製粉所(福井県越前市)が開発「新たなお土産に」
越前市戸谷町の増田そば製粉所が、そばの風味とパスタの食感を楽しめるechi-zen-soba-pasta(越前そばパスタ)を開発した。福井県産のそば粉や塩を使った”福井づくし”の新商品。開発担当者は「『そば王国福井』の新たなお土産になれば」としている。
越前パスタに使われている越前そば粉をはじめとする福井県産食材へのこだわり
パスタの原料であるセモリナ小麦に、福井県産ソバの実を自社で石臼挽きしたそば粉を加えた。つなぎとして福井県産小麦「ふくこむぎ」を使い、保存性を高めるために入れる塩には、越前海岸の海水から作った「越前塩」を使用している。
商品は乾麺で、断面が楕円のリングイネと、平たい形状のフェットチーネの2種類。蕎麦の風味ともちもちとしたパスタの食感を兼ね備えている。ゆで時間は3分ほどでOKで、通常のパスタに比べて短くて済む。
商品開発は増田浩庸専務(44)を中心に昨年初めから着手した。そばパスタに合ったそば粉づくりに時間がかかったが、試作を重ね完成にこぎ着けた。今年4月中旬から販売している。福井国体や東京五輪を契機とした新商品開発を支援する県の補助金を活用した。
増田専務によると、県全体で昔ながらの在来種を栽培している福井の蕎麦は、県外のそば店やそば打ち愛好者の間で評価が高まっているという。「福井を訪れた蕎麦好きの人のお土産になればと思う。普段蕎麦になじみがない人にも食べてもらい、蕎麦を好きになってほしい」と話している。
リングイネ、フェットチーネとも1箱200g(2~3人前)、750円。両方が1箱ずつ入った1パックは1,500円。戸谷町の店舗とホームページのショップサイトで販売している。問い合わせは、同製粉所☎0778(25)1157。