丹南の食文化を探る番組の収録で白井貴子さんがやってきました。
去る6日にシンガーソングライターの白井貴子さんが当製粉所にお越しいただきました。当日はからりと晴れたお天気空でしたが気温は30度オーバーであり午前から始めた収録はお昼を過ぎて2時近くまでになりました。
白井貴子の匠JAPANこしの都・四季食めぐり
全国的にもまれな、伝統産業の集積地である福井県丹南地域。そこで古くから息づいてきた地域の食文化にスポットを当て、シンガーソングライターの白井貴子さんが産地を訪れ、見聞きし、体験することで、視聴者にも故郷について新たな切り口で感じ、学んでもらい、郷土愛を育むきっかけとしたいというのが、今回の番組の狙いとなるそうです。今年度は四季ごとに計四回のシリーズにて丹南CATVにて放送されるとの事です。
蕎麦の実のことから石臼による製粉、そして越前おろし蕎麦を味わうまで
まずは、そば製粉所としてここまでの経緯などを交えながら、福井県産小和清水石(こわしょうずいし)の石臼製粉についてお話させていただきました。そして原料は福井県産玄そば(福井在来種)について、福井在来種の美味しさについてなど実際に他産地のものと比較しながら見ていただき、白井さんも非常に興味深く色んなことを聞いていただきました。そして製粉所にて実際の石臼製粉を見てもらいます。石臼が実際に動いているのを見てとても喜んでいただけたようでした。しかし撮影中はカメラが向いていると緊張してしまってうまく話せなかったのが非常に残念(汗)
その後は、蕎麦打ち工房にて実際に蕎麦打ちの状況を見てもらいいよいよ試食です。今回は当社のそば粉、石臼挽きそば粉 (挽きぐるみ) /福井県産(福井在来種)を十割の細打ちで、石臼挽きそば粉 (田舎挽き) /福井県産(福井在来種)を九割の太打ちにして2種類の越前おろし蕎麦で召し上がっていただきました。蕎麦粉の違いと打ち方の違い、配合の違いなどで同じおろし蕎麦でも蕎麦の香りや風味、食感や味わいなどの違いを感じていただきました。白井さん非常におろし蕎麦が大好きで福井に来た際には必ず食べるとの事で、色んなお店ごとに違いがありますし、ぜひ次回来られた際も福井のおろし蕎麦を楽しんでいただきたいですね。
最後には帯同されていたギタリストの方にギターを弾いていただき、準備を手伝ってくれた妹がノリノリになっておりました。「こしの都イメージソング愛の花を咲かそう」のCDもプレゼントしていただき誠にありがとうございました。白井貴子さんの6月15日リリース「涙河」絶賛販売中です。懐かしい名曲がいっぱい収まったアルバムです。