「製粉所での粉挽き見学と蕎麦打ち見学、そして美味しい昼食」
今月の18日にたくさんのお客様が弊社をご来店くださいました。
大阪より20数名のお客様がバスにてご来店!その理由とは、以前大阪よりご来店くださいましたお客様が、今回は大阪でソバを栽培されているグループの方たちと福井県へ旅行に来られる為、是非製粉所を見学させてほしいとのご依頼を受けてのことでございました。
「小さな製粉所のため見学施設は整ってはいないが」
とは言え見学施設的には整っておりませんので前日よりお客様をお迎えする準備で・・・大忙し(汗)せっかくのご来店ですからソバ茶や福井県の冬といえば水羊羹!など召し上がっていただきました。
当日は地元旧今立町にあります料亭旅館寿屋さんにてご昼食。何故か一緒においでよ!とのことでご一緒させていただきました。美味しい昼食を食べながら、ソバの栽培や石臼挽き製粉のことや福井県・越前市の観光のことなどおしゃべりしながら楽しい時間を過ごさせていただきました。残念ながら午後からも業務がありますのでお酒は飲めませんでした(涙)
「200年の時間を刻む醤油醸造の老舗”東部醤油”」
その後急きょ仲良くさせていただいております地元では有名な東部醤油さんを見学。東部醤油の原点となったのは、1800年代前期の文化年間にさかのぼります。昭和16年旧今立郡の醤油製造業者5人が終結し現在に至っています。福井の風土の中で育まれた昔ながらの味をベースに現在の味覚にマッチした味を創り出しています。
特に「越前おろしそば」のだし用醤油として地元では蕎麦店が多数使用している醤油です。個人的にも昔から親しんでいる味なので、中でも「甘露」がおろし蕎麦にマッチしており、醤油(甘露)と大根おろしだけで味わい深いおろし蕎麦が完成します。お勧めの醤油です。
「玄ソバの産地の違いや製粉状況の見学、そして・・・」
さて、昼食後には弊社製粉所に向かい、石臼製粉状況やその前段の石抜きや磨き作業などを見学していただきました。ご持参された皆様が育てられた玄そばを前処理(石抜き・磨き)などを見ていただき、その他にも産地の違う玄そばを比較してみていただいたりなど、皆様興味津々で見学されておりました。最後には何故かショップサイト担当者まッサンが蕎麦打ちを披露という無茶振り(汗)
「福井越前では色んな食や体験が楽しめる」
その後は越前和紙で有名な「和紙の里」を見学してから越前海岸に向かうとのことでございました。後日お電話で皆さん福井県を楽しまれたとのことでお喜びのお電話を頂きました。先日発送しました弊社にて挽かせていただきましたそば粉で打ったお蕎麦の感想はまた後日お教えくださいませ!
「お客様の栽培した玄ソバの製粉ご依頼も可能です」
弊社では玄そば持込による石臼挽き製粉依頼にも対応しております。玄そば総量がある程度ありましたら是非ご用命くださいませ。
少量ですと手間や時間などがかかるため、他の玄そばとまとめて挽いている場合もあるようですが、弊社ではお持込された玄そばはそれ単独で挽き上げております。
理由といたしましてはお客様ご自身でもしくはグループで育てられた玄そばを挽いたそば粉で蕎麦を打っていただきたい、味わっていただきたいと思っております。
年末等繁忙期には多少お時間いただく場合やできない場合(12月下旬など)がございますのでお早めにご連絡いただければ幸いでございます。