「春、この季節になると花粉症に悩まされる日が多くなってくる」
天気予報を見ますと晴れマークの日が多くなってきました。これから晴れ間が続くにつれて、ポカポカ陽気のなかお散歩やお花見など外出することが多くなりそうですね。そうすると、目のかゆみ・鼻水・鼻づまり・くしゃみ等の症状「花粉症」に悩まされる日が続く人も多いですね。
「製粉所へご来店されるお客様も花粉対策をした方が多く見られる」
ご来店されるお客様もマスクや防粉用の眼鏡などで対策される方が多く見られます。私は昔から全然大丈夫なのですが、我が家でも奥さんが目のかゆみなど花粉症の症状に悩まされています。症状のある人にとって見れば折角お天気も良くなってきた春なのに毎日が憂鬱になってしまいますね。
「花粉症の原因」
花粉症は、スギなどの花粉(抗原)が原因となって起こるアレルギー疾患の一つです。特にスギ花粉症は冬の終わりから春にかけて、毎年、くしゃみ・鼻みず・鼻づまりなどの症状で多くの人を悩ませています。日本では、スギのほかにもヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなど約50種類の植物が花粉症を引き起こすとされています。 |
「食事などから体質改善して花粉症対策」
薬などと違って即効性はありませんが、例えば食事などで体質改善していくことで対策していくのも必要かもしれませんね。花粉症に効く主な成分としては、ポリフェノールやDHAや乳酸菌などが挙げられます。
ポリフェノールが含まれるもの:トマト、にんじん、大根
DHAが含まれているもの:青魚
乳酸菌が含まれているもの:ヨーグルトなど
ちなみに蕎麦にもポリフェノールが含まれていますね。そばが高血圧に良いということは、昔からいわれてきておりますが、これはそばに含まれているルチンの働きにあります。ルチン(ポリフェノールの一種)には、毛細血管の強化と保護や血流の改善のほかにも、糖尿病・動脈硬化・脳梗塞などの生活習慣病の予防に効果を表します。
ただし、ルチンは水溶性のため、そばを茹でると茹で汁の中に流れ出てしまいます。そのため、お蕎麦を食した後にそば湯をいただくのが最適といえます。そうしますと大根おろしと一緒に食べる福井のご当地蕎麦「福井県の越前おろし蕎麦」も花粉症に効果があるかもしれませんね。
「蕎麦に含まれている成分が花粉症の炎症を緩和するといわれてる」
その他にも、花粉症の炎症を緩和させる成分が含まれているとのことです。蕎麦に含まれている”ケルセチン”は、ヨーロッパの方で研究等が進められている、柑橘系から主に採取される”フラボノイド”で、花粉症の炎症を緩和するといわれています。ケルセチンは、他の食材だとタマネギ、赤ワイン、リンゴや緑茶等にも含まれているそうです。せっかくの春ですから花粉症対策をして、楽しくお花見や外出などどんどん外に出たいですね。