「そば音市桜隠れ庵」旧家を改装した隠れ家的なお蕎麦屋さん

「久しぶりのブログ更新は蕎麦食べ歩きレポート」

　もうしばらくすると１１月になりますが、福井県では秋ソバの収穫作業が始まっております。今年は播種後すぐの８月前半の大雨などもありましたが、全体的には悪い圃場もあれば良かったところもありまずまずといったところでしょうか？コロナ禍も少し落ち着いたので久しぶりに蕎麦の食べ歩きレポートでブログ更新です！

「福井県GO to Eatキャンペーンやお得キャンペーンが再開」

　コロナ禍も８月頃の状態からも徐々に落ち着き、福井県でも１０月からGotoEatキャンペーンや福井deお得キャンペーンが再開され、いろいろな特典や割引が活用され、福井県全域で飲食店もようやく活気を見せてきたというところです。私も新そば販売開始前にキャンペーンを活用して美味しいものを食べて力を蓄えようと、１０月に入ってから色んなグルメを楽しんだおかげで、「天高く馬肥ゆる秋」を満喫してしまいました（汗）

「旧家を改装した趣のある門構え」

　今回はそんなグルメの秋にお勧めのお蕎麦屋さんです。古民家を改修したお店はとても趣があり、落ち着いた雰囲気が人気で、福井市の郊外の住宅街に位置する隠れ家的なお店でもあります。福井県産そば粉を使用したお蕎麦の食べることのできる「隠れ庵」の横にはお洒落な雰囲気のカフェ「隠れ舎」も併設しており、整備された庭園を眺めながらお茶を楽しめることからも、特に女性からの人気が高いお店です。

　店内は居心地良い大小の個室や大部屋なども兼ね備えており、少人数から大人数までニーズに合わせてお蕎麦や和食を楽しめることができます。建築関係のお仕事をされていたオーナーのセンス抜群の店舗内の内装も雰囲気が良く、特に女性に人気なのがよくわかります！

「福井県産の抜き実を上品に挽いた蕎麦を楽しめる蕎麦店」

　そば音市桜隠れ庵さんは、雰囲気がいいだけではなく味も本物！蕎麦は福井県産（福井在来種）のみを使用しており、蕎麦の実の外の皮を剥いた「抜き実」を石臼でじっくりときめ細やかに挽きあげた福井県産100%そば粉を、その日に出す分だけを店舗入り口にある大きなそば打ち台で打ちます。そば打ち職人さんも非常に蕎麦にこだわり抜いた職人さんで、今まで福井県内の色んなお蕎麦屋さんで腕を磨いてきた方で、朝一に一人で全部の蕎麦を打っているとの事です。

　そば音市桜隠れ庵さんのお蕎麦はどちらかというと細打ちの麺で、色は抜き実を挽いているので綺麗な色をしています。抜き実を挽いたお蕎麦だとさっぱりしすぎて「味や香りはいまいちじゃないの」とよく聞かれますが、全然そんなことはありません。外皮を挽きこんでない分雑味がなく、麺を噛みしめてみると穀物らしい蕎麦本来の甘みがしっかりと感じられ、一口すすると香りも良くふんわりと口の中に広がります。新そばの時期ですと淡い薄緑の色がかかった旬の蕎麦が楽しめますね。新そばが楽しみです。

「お蕎麦も美味しいが、ランチセットもお勧めです」

　やっぱりお蕎麦を楽しみたいから、私は三種の蕎麦膳を注文しました。おろし蕎麦・ざる蕎麦・わさびドレッシング蕎麦の3種類が楽しめます。他にもがっつりと蕎麦を楽しみたい方には、おろし蕎麦（おろしだし）や二味蕎麦（おろしだしとざるだし）の各種盛りの違う三人衆・四人衆・五人衆などのお得盛りで思いっきり福井県のお蕎麦を楽しむことができます。

　お蕎麦も美味しいですが、ランチのセットなどもお勧めです。「お昼のランチセット各種」「牛フィレステーキとお蕎麦の膳」や「天ぷら・うなぎ・ひつまぶし」など和食系も充実しているので、お蕎麦を楽しみながらもちょっと贅沢なランチはどうでしょうか？おつまみ系もありますのでちょいと蕎麦屋呑みも楽しめますよ。福井市周辺でのお勧めのお蕎麦屋さん「そば音市桜隠れ庵」でした。もうすぐ福井県でも秋の新そばの時期になりますので、その時期に再び訪れるのが楽しみなお店です。