「真空保存された丸岡在来早刈りそば粉を数量限定販売中」
昨年秋に収穫された「早刈りの丸岡在来玄そば」を、乾燥・調製後すぐに真空保存することにより鮮度を保持し、収穫時の色と香りを春の時期に楽しめます。「令和元年産丸岡在来早刈りそば粉」数量限定にて販売中です。お早めにどうぞ!
「新型ウイルスの猛威によりお家にいる時間が長くなっています」
今年に入ってからじわじわと広がっていたコロナウイルスの影響ですが、3月中旬頃からは福井県でも徐々に増えてきていることから、私たちも不要不急の外出をできるだけ控え、製粉所と家の往復以外はほとんど外出を控えております。また3月から5月の連休明けまでは、福井県でも子供たちの安全を考えて学校がずっとお休みとなっております。学業の遅れや不規則な生活が続くことが心配ですが、一日でも早く収束するために、もうしばらくはじっと我慢我慢の時期となりそうです。
外出を控えている方が多い時期なので、例年のこの時期より個人のお客様からそば粉のご注文が結構増えております。お電話でのご注文でも「できるだけ外出を避けてお家にいるけど、こんな時だから落ち着いて家で蕎麦打ちでもしてみようかな。」といったお声がありました。
こんな時期なので、昨年秋に収穫された「早刈りの丸岡在来玄そば」を、乾燥・調製後すぐに真空保存することにより、収穫時の色と香りを春の時期に楽しめる「令和元年産丸岡在来早刈りそば粉」数量限定になりますが販売させていただいております。もうしばらくの間ご自宅にいる時間が多くなりますが、「お蕎麦・そば粉」を通じて「お家にいる時間が少しでも楽しくなる」お手伝いが出来れば幸いでございます。
「福井県産丸岡在来種の早刈りそばとは」
希少価値の高い福井県坂井市丸岡町産(丸岡在来種)の早刈りの玄そばが原料となっております。福井県には各地域(大野・丸岡・今庄等)で優良な蕎麦を産出する産地があります。産地ごとにはそれぞれ特徴や特色があります。丸岡在来の特徴といえば、まだ青い実が多い状態の少し早い時に収穫される「早刈りそば」が有名です。
弊社では早刈りそばの良さを生かすために、秋に収穫された早刈りの玄そばを、乾燥調製後すぐに真空パックにて保存しております。そのため収穫時の新そばらしいフレッシュさを閉じ込めております。実はもうしばらく後の、6月頃の初夏の時期にお出ししようかと思っておりましたが、少々早めまして4月中旬より出させていただきました。
真空パックの袋を開けて磨き石抜きなどの精選作業を行います。袋を開けると玄そば自体から穀物らしい香りが広がってきます。今年は真空パック等の手間などもあり、たくさんの量の確保ができなかったので、今年は数量限定での販売となります。評判が良かったら今年はもう少し増やそうかなと・・・
「福井県産丸岡在来種の早刈りそばは抜き実挽きにて」
福井県産丸岡在来種の早刈りそばは、精選処理をおこなった玄そばを選別機にかけ、粒の大きさごとに選別した玄そばを脱皮機にかけて丸抜きの抜き実(外の黒い皮を取り除いた蕎麦の実)にします。そして丸抜きの蕎麦の実を低速回転の石臼挽きでゆっくりと上品に挽きあげた「抜き実挽き」に仕上げております。
低速回転の石臼挽きにて挽きあげたそば粉は、50メッシュのフルイにかけてフルイ仕上げをしております。収穫時と変わらない綺麗な色をした甘皮部分も多く含まれております。通常の抜き実挽きより仕上げメッシュは粗くしておりますが、微粉割合も高く、そば粉自体にもシットリ感があり、練っていても粘り気がありますので全然打ち辛くなかったです。そば打ちの初心者の方にもおすすめです。
実際に早刈りそば粉で試し打ちをしてみましたが、そば粉に水を加えると鮮やかな色が出てきます。配合は二八そばで行いました。加水率は43%から45%程度といったところでしょう。そばを打つ環境や配合によって若干変わってきますので、そば粉商品詳細のページをご参考に、手水等で微調整しながら確かめてみてください。
収穫された玄そばを真空パック保存する作業に非常に手間がかかるため、今回は少量の取り扱いであることから数量限定(100袋)商品となっております。この春の時期に早刈りらしい新そばの色と香りと味わいを是非お楽しみください。
「数量限定」令和元年産 早刈りそば 石臼挽きそば粉
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