「令和元年福井県産秋の新そば粉販売中」
いよいよ令和元年産福井越前「秋の新そば粉」販売開始いたしました。製粉次第挽きたてを随時発送させていただきます。収穫したての福井越前の秋の新そば粉!この時期にしか味わえない旬の色と香りと味わいをお楽しみくださいませ。
「秋ソバの収穫開始から約一週間が経過しました」
今年は播種の時期前後にも局地的な大雨などの天候不良も無く、9月10月と台風の直撃もありませんでした。総合的にはまずまずいいお天気が続いておりました。あともう少しで刈取りというところに最後にやってきた台風19号の影響で若干倒伏したものの、個人的にはかなりの収穫量になるのでは?乾燥機がパンクしないかな?とガクガクブルブルと期待しておりましたが、今のところはまずまず良いかなといった感じです。暑さが続いたので逆に受粉しなかったのか?強風で実が落ちたのか?色んな原因がありそうです。昨年や一昨年に比べればかなりいいのですが、まだ弊社も刈取り完了は全体の約6~7割程度終了したところなので、最終的な結果はもう少し後になりそうです。
「令和元年福井県産秋の新そば粉の試し打ち」
いよいよ待ちに待った令和元年産の秋の新そばが入荷してきました。すぐに磨き・石抜きといった精選前処理を行い、順次石臼にて製粉していきます。製粉中にもこうばしい香りが漂ってきます。製粉後篩仕上げをした新そば粉にて試し打ち(令和元年産 石臼挽きそば粉 (挽きぐるみ) /福井県産)を行いました。そば粉自体がとてもしっとりとしていて色も鮮やかでした。今回は挽きぐるみを二八にて試し打ち。昨日は十割で打ちましたが、加水率は47~48%程度で延していてもドンドンと綺麗に延びていきました。いい感じです!
水廻しの最中にふんわりとソバの清々しい香りが広がっていきます。この時期は透き通ったような感じの香りが出てきますね。水が加わるほどに蕎麦玉の色も綺麗な新そばの色が出てきます。
そば粉の粉質の良さとその時の加水率がバッチリと合っていると、蕎麦玉にした時の表面がツルツルとしていてながら、延ばすとモッチリとしていて非常に打ちやすいので、最終的な出来上がりにも期待が持てます。ちなみに本日は室温15℃湿度?(快適?)加水率46%くらいでした。このくらいでちょうどいい硬さでした。当分は「挽きぐるみ」は45~47%程度の加水でいいかもしれません。
そば粉自体がフレッシュなので、割れも切れもなくどんどんと延びていきます。お昼休みの時間を使ってそばを打っているので結構焦りながら打ってましたが、本当に気持ちよく楽しくそばを打てます。
蕎麦を切った感じです。麺の切断面の色がとても綺麗で早く茹でてみたいですね。今回はそば粉の種類は石臼挽きそば粉 (挽きぐるみ) /福井県産(福井在来種)で打ったのですが、もっと鮮やかな色を感じたかったら、外皮を取り除いてから製粉した石臼挽きそば粉 (抜き実挽き) /福井県産(福井在来種)がいいかもしれません。
今夜は自宅で令和元年福井県産秋の新そばの試食となりそうです。さてさて今夜は美味しいお酒も用意しなくてはなりませんね(汗)とはいえ、製粉・出荷作業に加えてまだまだ刈取りと乾燥作業が続きますので程ほどにしておかなくてはなりません。