「穂のｃａｆｅ～赤坂みらい塾～」月曜日限定のランチについてくるお蕎麦が絶品！

「そば畑を見て回るついでにランチでお蕎麦」

　１０月になり、接近していた台風１８号の影響かここ数日は強い風が吹いていましたが、それも収まりましたがシトシトと雨降りが続いております。今回のブログでは先日そば畑を見て回ったついでに寄ったお店の紹介です。

「越前市旧今立の赤坂地区にある赤坂みらい塾」

　弊社が管理しているそば圃場が、越前市（旧今立地区）赤坂地区にあることもあり、見回りがてらですが、ちょうどお昼だったので「赤坂みらい塾」に寄ってみました。赤坂みらい塾では地元のグループの方々でリフォームした古民家にて、地元産の赤米や野菜などを使った料理の提供や、他地域のグループとの交流イベントやライブなどを実施しているとの事です。その活動（体験・文化・自然）などの一環として、ここでは毎週月曜日のみ営業の「穂のｃａｆｅ」さんにて地元の食材や無農薬の野菜などを使用したランチが食べられます。

「古民家を改修した店内は昔の田舎の家という感じ」

　玄関から入ると店内には年代物の越前箪笥などが置いてあり、レトロな感じでとても雰囲気があります。玄関から土間・座敷がすべてオープンなためとても開放感がある店内でした。店内にはちょうどお昼になったばかりということもあり、何組かのお客様が座っておりました。私も地元ということもあり知り合いの方の顔も見られました。また近所の方や地元のおばあちゃんの集まりの席からは楽しそうな井戸端会議の声が聞こえてきます。いいですねこんなまったりとした雰囲気！

赤坂みらい塾の庭とキンモクセイの木 — 裏にある庭でイベントを開催なども行っているそうです

　注文後はしばらくゆったりとした時間を満喫しランチを待ちます。お隣のおばあちゃんグループの声に聞き耳を立てていると、「食後にコーヒーたのも」と言っていたのでコーヒーなどもあるみたいですね。待っている間に「食べログ」を見てみたら、ランチ内容はその時その時で違うみたいです。「食べログ」に掲載されている炊き立てのご飯のおにぎりが無茶苦茶美味しそう！
　そうしていると時々庭先の部屋で何やらお店の方が作業をしているのですが、何をしているかと思ったらシャコシャコと節を削っているようです。どうやらご注文ごとに節を削っているみたいで、削りたての節がのったお蕎麦に期待大です！

「地元産の食材を生かした蕎麦ランチ」

　いよいよやってきました！本日のランチのメニューは、「卵かけご飯」か「へしこのせご飯」か選べ、今回は「へしこのせご飯」を選択しました。その他にだし巻き卵とお味噌汁にお蕎麦とイチジクのデザートがついて１，０００円（税込み）です。※「へしこ」とは青魚(主にサバ）に塩を振って塩漬けにし、さらに糠漬けにした福井の郷土料理で火で炙ったものはお茶漬けや酒の肴に最高です。ご飯のお供としても抜群で、へしこがあれば何杯でも食べられます。（若い時ならですが・・・）
　このランチの味噌汁がちょっと独特で、具材は根菜（大根やニンジン）でその上に味噌玉が乗っていいるのですが、その味噌玉を溶かしながらいただきます。だしも効いていて濃い味付けなのでとても美味しい。ご飯が進みます。

月曜日限定の蕎麦付きランチ — おろし蕎麦の上にはスダチと野菜の素揚げに削りたての節が！

「色んな味が交わっても味が濁らない」

　さて肝心のお蕎麦ですが、太くもなく細くもなく、程よい太さでシャキッと〆たコシのある歯ざわり。さっぱりとした出汁に素揚げのなすびとピーマン、おろし蕎麦ですから大根おろしにネギがのり、更にスダチのスライスと削りたての節！色んな味が交わりますが全部マッチして味わい深いお蕎麦になっています。削りたての節からこうばしい香りがします。最後まで美味しくいただけました。

ランチの蕎麦のアップ — スダチ・大根おろし・野菜の素揚げ・削りたての節が一体になったいいお味

　※後日調べてみたら、ここのお蕎麦は三国町でお蕎麦屋さんを営業している方が蕎麦を打っているそうです。次回は三国町のお店まで食べに行ってみたいですね！

　さて、お店（赤坂みらい塾）の場所は越前市赤坂町の集落内にあり、地元の人じゃないとちょっとわかりずらい場所で、またランチの提供は平日の月曜日のみの営業と中々時間が合わないかもしれませんが、お時間に都合つけば古民家の中でゆったりとした時間を楽しみながら、美味しいランチとお蕎麦をいただくのもいいかもしれません。

「穂のｃａｆｅ」赤坂みらい塾

福井県越前市赤坂町５８－６赤坂みらい塾

ＴＥＬ：０９０－５６８７－３９８２

営業時間：月曜日　午前１１：３０～午後４：００

定休日：月曜日のみ営業
※令和２年４月からは本営業開始で、営業日（月～金）営業時間１１：００～１４：００に変わる予定との事です。