「令和元年産」福井夏の新そば入荷しております!

「福井県産夏の新そば(キタワセ種)入荷済み」

 6月中旬から7月にかけ収穫作業が始まった「2019年福井県産夏の新そば」も7月中旬には作業を終えているみたいです。弊社には7月上旬より、収穫したて乾燥調製したてのフレッシュな夏そばの玄そばが入荷しております。

「福井市にある農事組合法人ハーネス河合さんの乾燥施設まで」

 6月の下旬には、第1回目の検査が終わったとの事で、早速7月上旬の晴れた日に少量ですが「夏そば」をいただきに夏そばの生産者でもある福井市の農事組合法人ハーネス河合さんの乾燥施設までお伺いに行ってきました。当日はまだまだ刈取りの真っ最中で、全体の半分位がまだ残っている状況でした。7月に入ってからの福井県は梅雨っぽいぐずついたお天気が続いていますが、収穫作業は天候に左右されますので、空模様を見ながら非常にヤキモキしていたのではないかと思います。

入荷した福井県産夏そばの玄蕎麦
乾燥調製後に検査を終えた福井県産夏そばの玄蕎麦

 早刈りの夏そばなので袋はパンパンですが、品質は上々で容積重も1等を満たしております。7月の第1週に早速試し挽きを行い、夏そばの挽き具合と挽いたそば粉の品質状態の確認をしてからの「2019年産夏そば粉販売開始」となりましたので、今年は例年より少し遅れてしまいました。
 春播き夏収穫の夏そばですが、この時期のソバの栽培は非常に難しいと感じます。夏に播種して秋に収穫する秋そば以上に「播種時期のタイミング」、「収穫時期のタイミング」、「乾燥作業」どの作業でも非常に気を配らないといけないから非常に難しい。特に収穫時期には、梅雨特有の長雨と湿気や高気温がやってきますので、収穫したソバの品質を低下させない時期の収穫作業は昼も夜もなくなるので生産者の方たちは大変だったかと思われます。

令和元年産玄そば検査証明書(生産者農事組合法人ハーネス河合)
令和元年産夏そばの検査証明書。夏そばの品種は「キタワセ種」

 農事組合法人ハーネス河合の担当(水戸守)さんとお話ししていて、毎年夏そばを栽培していると色んな問題や課題が出てきますが、今年も色々なことに対して対策を行うことで、年々福井の夏そばの品質を向上させたいとの事。さらに今も来年再来年のために色んな検証実験を行っているとの事で、これから先も福井の夏そばがどんどん品質向上していくかと思うとワクワクしてきますね。

収穫したての福井県産夏そばの玄蕎麦
秋に収穫される福井在来種に比べると粒は大きい

「収穫したて挽きたての福井県産夏の新そば粉」

 早速弊社の石臼で挽いた夏の新そば粉です。挽き方は抜き実挽き(皮を剥いた蕎麦の実を製粉しております)で、仕上げ篩は50メッシュ仕上げとなっております。挽きたての夏そば粉を篩っているとフレッシュな香りがフワリと広がってきます。収穫したてだから?品種の違い?栽培時期の違い?なのか秋に収穫される福井在来種のそば粉とは、少し違った香りだと感じるのは私だけでしょうか?でもいい香りです。早速打ってみたくなりますね。

手の上にある福井県産夏の新そば粉
粉の状態でも綺麗な新そばらしいうっすらとした緑色が見られます

 これは6月の中旬ごろに最初の方で刈取りした夏そばですが、ギュっと握ってみる前からそば粉自体がしっとりとしており、そば粉を握ってみると水分が沁み出てくるんじゃないか(汗)※これは言い過ぎですが・・・と思うくらいしっとりとした仕上がりのそば粉でした。

握った手の跡が残るしっとりとした福井県産夏の新そば粉
手のしわの跡が残るくらいしっとりとした福井夏の新そば粉

 2019年福井県産「夏の新そば粉」夏季期間限定販売中。令和元年夏収穫!ふくい越前夏の新そば粉の清々しい色と香り!まだまだ生産量も少ないため無くなり次第終了となります。

 福井県産夏の新そば粉については→こちらからどうぞ(※令和元年産夏そば粉販売終了いたしました)

 福井県産夏の新そば粉のご注文は→こちらからどうぞ(※令和元年産夏そば粉販売終了いたしました)