「蕎麦店の激戦区?越前市(旧今立町)に開店した自家製粉のお蕎麦屋さん」
雪がドカッとまとまって降ったものの、今日は雨降りで雪がとけるのも早い福井県越前市です。本日は越前市(旧今立町)に昨年の12月にオープンした自家製粉のお蕎麦屋さん「生蕎庵(ききょうあん)」さんに行ってきました。
「お蕎麦屋さんが一杯ある今立地区で蕎麦のハシゴ」
越前市(旧今立地区)には昔からある老舗のお蕎麦屋さんが数多くありますが、近年は新たに開店したお蕎麦屋さんも多々あり、そば店の激戦区?のような感じになってきました。県外や県内遠方などから弊社にそば粉を買いに来られるお客様も、帰りに今立地区でお蕎麦屋さんのハシゴをして帰られる方も・・・本日は、昨年の12月にオープンした自家製粉のお蕎麦屋さん「生蕎庵(ききょうあん)」に行ってきました。前日のPTA実行委員会の後に一杯飲みに行った深酒の影響でさっぱりとお蕎麦を食べたい気分だったもので・・・
「太打ちの黒めのお蕎麦は噛みしめると味わいが広がる」
ご店主の山崎さんは蕎麦打ち歴30年。福井県産(おもに福井県大野市産)の玄そばを石臼挽きで挽いたそば粉のみを使った十割蕎麦です。だしつゆにも添加物は一切使用していないとのこと。こだわりは蕎麦の味を最大限に引き出せるように、気温や玄そばの状態に合わせて毎日製粉調整しているとのことです。
メニューは、福井県ならではのご当地蕎麦「越前おろし蕎麦」、それ以外は「もり蕎麦」、「かけ蕎麦」があります。今回はやはりというか、当然のように「おろし蕎麦」をいただきました。おろし蕎麦は玄そばの鬼皮まで粗挽きした蕎麦で噛みしめるほどに、そばの味わいが口の中に広がっていきます。
大根おろしは辛目ではなくマイルドな感じで、鰹だしの利いた透き通った出汁でさっぱりといただけます。表面にはホシがプツプツと浮いていてワイルドな感じ。野趣あふれるお蕎麦でした。
「店の奥には立派な石臼と打ち場があります」
お店の奥には、石臼製粉機と打ち場があり、ガラス張りになっていて見ることができます。今回はもり蕎麦や温かいお蕎麦はいただかなかったのですが、種類によってそば粉を挽き分けているとのことで、「もり蕎麦」は蕎麦の実の皮はあまり挽き込まず上品に仕上げているとのこと。最初は岩塩で食べて、蕎麦本来の味を味わって欲しいとのこと。
以前から聞いていた店主山崎さんのこだわりが詰まったお店「生蕎庵(ききょうあん」。日によって粉の挽き方の違いなどから、色んなお蕎麦が楽しめる、縦横無尽のお蕎麦が食べられるお店です。
自家製粉「生蕎庵」
福井県越前市千原町7-7
TEL/FAX:(0778)-42-0589
営業時間:平日 午前11:30~午後3:00(午後 5:00~午後6:00)
※蕎麦が無くなり次第終了
定休日:毎週火曜日、第3水曜日