「3年前を思い出す大雪による影響も少しずつ落ち着いてきました。」
少し遅れましたが、新年あけましておめでとうございます!昨年はコロナ禍に関わらずたくさんのご愛顧をいただきまして誠にありがとうございました。本年も一挽き入魂で頑張っていきたいと思っておりますと・・・いきなり年明け早々大雪が・・・
「3年前は2月になった早々の記録的豪雪でした」
今年も年明け早々、新型コロナの感染の拡大による一都三県での緊急事態宣言により、厳しい出だしだなと思っていたところに、1月8日頃から降り始めた雪が、あれよあれよという間に降り積もり、3年前の豪雪に近いような降雪に見舞われました。2018年2月のブログ記事「猛威を振るった北陸・福井の豪雪による影響もようやく落ち着いてきました!」あの時は、自宅から会社まで行くのに半日かかり、雪を掻き分けながらようやく事務所に入れたような状態でしたが、今年の大雪もそれに匹敵するくらいの雪でした。ビックリ!
この日も製粉所に向かいましたが、降り続く雪のせいで宅配業者さんも早めに集荷をストップするとの事で、本日発送分のそば粉だけを何とか梱包し、午前中には受渡しを終えました。これ以降3連休の週明け後の数日間も宅配の集荷・発送が不可能な状態になり、県外のお客様にはご不便をおかけいたしまして誠に申し訳ございません。
3連休の最終日の1月11日には、ようやく降り続いていた雪も収まり、一時は晴れ間を見せてくれたのですが、翌日からの仕事開始前を見据えて、事務所や製粉所周辺の除雪をしなくてはと向かいましたが、一目見て呆然(汗)
ここから地道にリフトにバケットを付けて人力併用で除雪作業です(汗)朝から始めて侵入路の確保と製粉所前の駐車場の確保で、丸一日かけて何とか夕方には終えることができました。翌日からはお客様も無事に来れることができます。
製粉所まえで汗だくだくで除雪をしていると、日中は一時の晴れ間と太陽が姿を現し、雪国福井県らしい美しい雪景色を見ることができましたが、夕方までに除雪を終えなくてはいけないのでそれどころではない(汗だく)
とりあえず11日の時点で車道も除雪が終わっており、何とか通行できる状態になりました。ここから数日かけて車道の拡幅や歩道の確保、降り積もった雪の排せつなどを行って、14日の木曜日頃になるともう大方大丈夫な状況になりました。
「極寒の中で昨年収穫された福井県産玄ソバがどんどん追熟しています」
さて、大雪ネタだけでは越前そば粉屋の粉屋ブログにならないので少々蕎麦ネタを・・・昨年収穫された令和2年福井県産の玄ソバは、毎年2月の下旬ころまでは製粉所併設倉庫に置かれます。この時期の倉庫の温度は常時1~2℃程度になります。この極寒の中で玄ソバが段々と追熟していきます。寒さの中倉庫に入りますと、この時期になりますと、穀物のこうばしく優しい香りが倉庫に広がってきています。
11月に収穫されたての新そばもすばらしく美味しいのですが、年を跨いで1~2月頃になり、追熟された玄ソバで挽いたそば粉を篩っていると、プンプンと美味しい香りが広がってきます。もちろん味わいも濃くなり、蕎麦本来の味わいを楽しめます。是非、この時期に追熟した福井県産そば粉をお試しください。
そういえば、寒に晒されたソバがどうなるか試したくて、ずっと前に福井県産玄ソバを使用した「寒晒し蕎麦」にも挑戦しました。
「来週からのそば粉商品発送状況に関しまして」
今週末までは、集荷・発送停止や商品の到着の遅延など発送体制が混雑しており、大変ご迷惑をおかけしました。来週からは、一部の地域を除き(北陸地方他)、集荷・発送等も通常通りに戻っておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。